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オリンピックの聖火台が存在する意味と聖火リレーについて

   

オリンピックに欠かせない聖火台。

聖火リレーを行い、その火を台にくべる場面はオリンピックの開始を意味します。開会式が開催されると必ず目にする場面といってもいいでしょう。

今回はこの「聖火台」の意味について紹介していきたいと思います。

聖火台の意味について

現代オリンピックの起源は、古代ギリシアで行われたオリンピア祭典競技までさかのぼります。

考古学的な見解では、古代オリンピックは起源前9世紀頃と想定されています。古代オリンピックは、全能の神ゼウスをはじめとする数多くの神々を崇めるための一種の宗教行事でした。古代のギリシアではポリスどうしが戦っていましたが、オリンピックの期間は争いをやめオリンピックに参加したといわれています。

そのため、オリンピックの理念の1つに平和が掲げられているのです。その後、1892年にフランスでオリンピックの復興が唱えられ、近代オリンピックが始まります。

さて、現代のオリンピックの聖火は、大会期間中メイン競技場で常に灯され続けます。

これはギリシア神話に登場するプロメテウスがゼウスから火を盗んで、ギリシア人に火を与えたことにちなみ、古代オリンピックの期間中に火が灯されていました。これが聖火の起源です。1928年のアムステルダムオリンピックで聖火は再び導入され、それ以降のオリンピックでも聖火は受け継がれていきます。

聖火は、古代オリンピックが開催されたヘーラーの神殿跡から始まります。炉の女神を祀る11人の巫女が、太陽光線と凹面鏡を使って聖火トーチに火を灯します。

 

聖火リレーについて

テレビのNEWSなどで「聖火リレー」を見たことがある人が多いと思われます。聖火は人々のリレーによって開催地に届けられます。そして、開会式当日にメイン競技場の聖火台に聖火は点火されます。

聖火はときにその大会の理念を象徴するほど重要なものです。

聖火台に火が灯った瞬間からオリンピックは開催され、オリンピック期間中は常に火が灯され続け、オリンピックが終わると同時に火は消されます。聖火の火を絶やさないためには、聖火台は必要不可欠です。

聖火リレーの開始は1936年のナチス政権下のベルリン大会からです。

ギリシアから3000人を越えるランナーによってドイツのベルリンまで聖火が届けられました。聖火リレーの発案者であるドイツのカール・ディーム氏は「古代と現代を結ぶ」という理念を込めました。現在は更に、いくつもの国を超えて聖火がリレーされていくことに世界を結ぶという平和の理念も込められています。

また、2004年のアテネ大会から、五大陸すべてを巡る聖火リレーが開始されました。

聖火台への点火は盛大な開会式のクライマックスに行われるため、聖火はオリンピックの花形であるといえます。

 

問題点について

一方で聖火台への点火は年々趣向を凝らされているため、費用が莫大なものになってしまっただけでなく、トラブルが発生することも増えてきています。

本来オリンピックや聖火は平和の象徴であり、古代オリンピックにならってオリンピック期間中の全ての戦争や紛争は停止すべきとされています。

しかし、現代のオリンピックは政治と経済に密接に関わってしまっています。

今後は経済的な事情で聖火に対する扱いが変わっていくと見られています。具体的には縮小であったり、聖火リレーの規模縮小であったり、廃止であったり・・・

開催国次第なので何とも不明ですが、どのように変化していくのか注目していきたいですね。

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