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リオ五輪の競技会場の水質汚染問題”プレ大会”で進展は見られたのか?

   

2016年リオデジャネイロ五輪のセーリング競技などの会場であるグアナバラ湾の深刻な水質汚染問題が騒ぎになっています。

この問題についてはリオ五輪最大の注目点といってもいいでしょう。元々環境については不安視されていました。2009年に開催地に選ばれたときは、2016年までに水質汚染をなくすと約束していました。

しかし、2015年8月にグアナバラ湾で実施していたセーリングのプレ大会では水質の改善がみられませんでした。

セーリングの会場となる予定のグアナバラ湾には人口1200万人のリオデジャネイロから出る生活排水の約70%が流れこみます。プレ大会でも魚の死骸などのごみがあふれていました。

グアナバラ湾では人体に有害な細菌が見つかったという報道もあります。

水質問題は解決するのか?

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水質問題は選手にとってもオリンピックファンにとっても放っておけない問題です。

8月22日までセーリングのプレ大会が開催されていました。

このプレ大会には世界52カ国、選手339人が参加しました。セーリングは開催都市から遠く離れた会場で競技が実施されます。それは競技の特徴なので仕方ないことですね。しかしリオ五輪では開催都市の中心部で行われることでも注目されていました。

ただ、中心部ということはそれだけゴミなどの環境問題が湧き出してくるということです。特に水質は問題視されています。

上記のようにグアナバラ湾は人口1200万人のリオデジャネイロから出る生活排水の約70%が流れこみます。

リオデジャネイロでは2015年8月8日、水質汚染問題への取り組みを怠っているとして当局に抗議するデモが行われるという経緯がありました。デモだけでなく、プレ大会ではスペインの選手が波間に漂う家庭ごみが厄介な問題と指摘しました。

この問題は解決するのでしょうか?

答えは”完全には無理”ということです。

五輪委員会はグアナバラ湾の水質を80%浄化すると掲げて招致したが、すでに困難を表明しています。

ただし、改善が困難になっても会場の変更はないとしています。

それでも五輪委員会は「選手にふさわしいレベルの水質を確保することに取り組んでいる」とし、大会開催時には60%まで浄化されると自信をのぞかせています。

健康面の被害も考えられるので、問題解決が急がれます。セーリングでは水質汚染によって体を壊し選手生命が経たれた選手も多数います。目標は下がりましたが、60%にまで浄化すればある程度の被害が抑えられると予測されています。対策が急がれる問題ですね。

 - リオデジャネイロオリンピック