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東京オリンピックエンブレムが変更へ|佐野研二郎氏のコメント全文

   

東京オリンピックのエンブレム問題で新展開がありました。

盗作の噂があった東京オリンピックのエンブレムですが、9月1日に正式に使用を中止すると発表しました。

こちらの問題は佐野研二郎氏が制作した2020年の東京オリンピックの公式エンブレムが、ベルギーの劇場のロゴに似ていると指摘されたことが始まりでした。

佐野氏は数々の大会で国際審査員を務めています。2014年には「FNS27時間テレビのポスター」も手掛けたことでも知られています。

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エンブレム問題について

ベルギーの劇場ロゴに類似していると指摘を受けてから事態は急変します。

エンブレムはオリンピックの象徴であり、類似した作品は選ばないというのは暗黙の了解となっています。エンブレムは開催国によって決められています。オリンピック開催中はエンブレムがオリンピックの象徴として、開催国のいたるところに飾られます。

エンブレムの意味などについてはこちらで説明しているのでご覧ください。

エンブレム盗作の指摘があった後に様々な問題が発生します。

佐野氏に注目が集まると、サントリーのキャンペーンの賞品である”トートバッグ”のデザインでも盗作疑惑が浮かび上がります。佐野氏はこの疑惑について認め、謝罪をしています。

こちらは取り下げるという形で決着しました。

しかしその後「展示例の写真、エンブレム原案」と2つもパクリ疑惑が噴出しました。

エンブレムの原案は8月28日に公開され説明が行われました。事態が沈静化するかと思いきや、この原案にもパクリ疑惑が浮上しました。

また、展示例として空港に東京五輪エンブレムげ掲載されている画像がスクリーンに映されましたが、この空港画像が海外のブログから無断借用したとの疑惑が浮上しています。

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エンブレム変更へ

上記のような問題が発生し、佐野氏がデザインしたエンブレムの使用中止が9月1日に発表されました。

1日には佐野氏からコメントが発表されました。

コメント全文

エンブレムにつきまして

私は、東京オリンピック・パラリンピックの大会の成功を願う純粋な思いからエンブレムのコンペティションに参加致しました。エンブレムがフラッグに掲げられ、世界中の人に仰ぎ見られている光景や、金メダルに刻まれたエンブレムを強くイメージしながら伝統的かつ新しい日本、東京を表現すべく大胆に、そして丁寧にデザイン致しました。

このような国をあげての大切なイベントのシンボルとなるエンブレムのデザイン選考への参加は、デザイナーにとっては大舞台であって、疑いをかけられているような模倣や盗作は、原案に関しても、最終案に関しても、あってはならないし、絶対に許されないことと今でも思っております。模倣や盗作は断じてしていないことを、誓って申し上げます。

しかしながら、エンブレムのデザイン以外の私の仕事において不手際があり、謝罪致しました。この件については、一切の責任は自分にあります。改めて御迷惑をかけてしまったアーティストや皆様に深くお詫びいたします。

その後は、残念ながら一部のメディアで悪しきイメージが増幅され、私の他の作品についても、あたかも全てが何かの模倣だと報じられ、話題となりさらには作ったこともないデザインにまで、佐野研二郎の盗作作品となって世に紹介されてしまう程の騒動に発展してしまいました。

自宅や実家、事務所にメディアの取材が昼夜、休日問わず来ています。事実関係の確認がなされないまま断片的に、報道されることもしばしばありました。

また、私個人の会社のメールアドレスがネット上で話題にされ、様々なオンラインアカウントに無断で登録され、毎日、誹謗中傷のメールが送られ、記憶にないショッピングサイトやSNSから入会確認のメールが届きます。自分のみならず、家族や無関係の親族の写真もネット上にさらされるなどのプライバシー侵害もあり、異常な状況が今も続いています。

今の状況はコンペに参加した当時の自分の思いとは、全く別の方向に向かってしまいました。もうこれ以上は、人間として耐えられない限界状況だと思うに至りました。

組織委員会の皆様、審査委員会、制作者である私自身とで協議をする中、オリンピック・パラリンピックを成功させたいとひとえに祈念する気持ちに変わりがない旨を再度皆様にお伝えいたしました。また、このような騒動や私自身や作品への疑義に対して繰り返される批判やバッシングから、家族やスタッフを守る為にも、もうこれ以上今の状況を続けることは難しいと判断し、今回の取り下げに関して私自身も決断致しました。

今後につきましては、私の作品や仕事を通じて少しでも皆様の信頼を取り戻すべく日々の仕事に専念するしかないと思っております。

図らずもご迷惑をおかけしてしまった多くの方々、そして組織委員会の皆様、審査委員会の皆様、関係各所の皆様には深くお詫び申し上げる次第です。上記事情のゆえ今回の判断に関しましてはどうか御理解くださいますようお願い申し上げます。

 

今後について

気になるのは今後ですね。

このようなゴタゴタは起こってほしくないですが、今後は組織委員は新しいエンブレムを公募して選ぶ方針のようです。

委員の方々には類似がないことを確認し、精査して決定してほしいところです。

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